
皆さんの手が、言葉が、存在そのものが、患者さんとその家族にとって大きな支え
2026年4月 新年度が始まりました。
看護師としての第一歩を踏み出した方、新しい職場、部署への異動など、それぞれ新生活をスタートされた方々が個々に頑張って進んで行かれることを願います。
看護の代表議員である石田議員は「今日も良い看護ができた!」と言えるような仕事をしたいと常々言われています。同じように現場で働く皆さんもそうありたいと思っているはずです。看護は、人の命と生活に寄り添い、その人がその人らしく生きる力を支える専門職です。日々の業務の中では、迷いや不安、戸惑いを感じる場面もあるでしょう。しかし、その一つひとつが、皆さんを確かな専門職へと成長させる大切な経験になります。患者さんの小さな変化に気づく観察力、相手の思いを受け止める姿勢、そしてチームの一員として責任を果たす姿勢、これらは、看護職にしか持ち得ない力であり、社会から強く求められている専門性です。どうか、自分が選んだこの道に誇りを持ち続けてください。皆さんの手が、言葉が、存在そのものが、患者さんとその家族にとって大きな支えとなります。困難に直面したときこそ、看護の本質が輝きます。仲間と助け合いながら、一歩ずつ確かな歩みを進めていきましょう。
さて、2026年度診療報酬改定の本体部分の改定率+3.09%と2000年以降最も高くなりました。これは国民生活を脅かしている物価高騰への対応と、他業種並みに医療職も賃上げ等処遇改善が求められていることの結果です。今回の診療報酬改定は医療現場の人材不足と病院経営の安定を図るための大きな決定です。それでも医療現場は多忙であり責任も重く大変な事ばかりです。人手不足の中ではありますが働き方改革を今以上にすすめ、「看護」本来のあり方を守り、少子高齢化社会を、人口減少社会を生き抜いていきましょう。
世界情勢はますます緊張が高まり混沌としています。遠い国の出来事ではなく、私たちの生活にも影響が出始めています。さらにそれは医療現場にも影響があると予測されます。しかし、「挑戦しない国に」「未来」はないと、「希望ある未来」は待っていてもやってこないと、この国のトップは発信しています。挑戦する人が評価され、頑張る人が報われる世の中を目指したいものです。
皆さんの未来には、看護職としての無限の可能性が広がっています。愛知県看護連盟は今年も施設訪問や意見交換会などと通じ、みなさまの意見を聴き、看護の現場の課題解決に協力して行きます。看護界の発展とその成長を、心から応援しています。
